Macで使えるドローソフトまとめ最新版

Adobe Illustratorは確かに良いソフトで、文句なしに標準なのですが高い。そしてCCなどと言う殿様商売を始められてしまっては、我々貧乏人には手が出ません。そこで、Mac OSXで使える、Illustratorほどじゃないけどだいたい同じことができるドローアプリ(ベクター形式で絵が描けるアプリ)を改めてまとめておきました。最近は安いアプリでも機能が充実してて、パワポへの貼付けなんかも問題ないので、使い方次第ではIllustratorが不用になってきているように思います。

Illustratorを使う利点
  • 業界標準なので、データのやりとりが楽(入稿の時など)
  • web上に使い方やtips集などの記事が充実している(特に日本語)
  • 機能が充実している
  • フリーor有料の素材が充実している
Illustrator alternative(代替品)を使う利点
  • 安い

さてさて、それでは各ソフトの紹介をしていきましょう。

Pixelmator

価格: ¥1,300 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

Appleの強力プッシュによりApp Storeを開くと良く目にするPixelmatorはPhotoshopの替わりとしても使えるお得なアプリです。ベクター周りの機能やUIはとても貧弱でしたが、Ver.2へのアップデートで刷新し、普段使えるレベルまでようやく来ました。何よりコストパフォーマンスが素晴らしく、アップデートが定期的に行われており安心なので、選択肢に入れるべきアプリだと思います。

Sketch

価格: ¥4,300 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

Pixelmatorに比べると高いですが、何よりベクターソフトとしての完成度を求めるならこちら。Illustratorに最も近いのではないでしょうか。テンプレートの登録ができなかったり、色の変更をするのに無駄な動きがあったりと、洗練されたアプリとは言えませんが、安定感が際立っている印象です。おすすめ。

EazyDraw

価格: ¥1,300 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

価格: ¥2,600 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

価格: ¥8,200 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン


最新版のVer.5はApp Storeで入手できるドローソフトの中ではかなり高価な部類に入ります。不器用で無骨な印象のUIが特徴的なこのシリーズですが、予算に合わせてバージョンを選べるのが憎い配慮ですね。グラフ関係や図面関係の機能やテンプレートの豊富さが魅力でしょうか。

iDraw

価格: ¥2,200 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

こちらも成長中のアプリです。去年の更新でぐぐっと使いやすくなりました。値段も他のアプリと遜色なく、機能も遜色ない。普通を絵に描いたような優等生の雰囲気が漂いますね。堅実な買い物が好きな人はこういうの好きなんじゃないでしょうか。名前がダサいのはご愛嬌。

Artboard

価格: ¥2,600 (記事公開時)
カテゴリ: グラフィック&デザイン

App Storeのトリを飾るのはArtboard。このあたりのアプリはお互いに値段で牽制し合っている気がしますね。テンプレートの豊富さが売りのアプリですが、UIの使い勝手が13インチ以下の狭い画面ではちょっと辛いように思います。

Drawberry (フリー)

f:id:puredevice:20130115154405p:plain Drawberry

フリーの超軽量ドローソフト。更新が止まったままなので期待薄。

Inkscape (オープンソース)

f:id:puredevice:20130115154522p:plain Inkscape

オープンソースのドローソフト。あまり開発(機能追加)が活発でないのか、それとも大きなてこ入れがあるのか、しばらく更新されていません。

DrawPlus

DrawPlus
ちょっとイレギュラーな感じがしますが、こういうものもありました。使ったことないけど、どうなんでしょう。